岩手に夏がやってくる!今年の夏にやってみたいこと6選

木々の緑が輝きを増す初夏。

岩手県盛岡近郊の自然豊かな地域に住む私には、夏の楽しみがあります。

響き渡る南部鉄器風鈴の音、清らかな沢の水辺を飛び交う蛍の光、冷えたスイカ、チャグチャグ馬コ、世界一の太鼓パレード・さんさ踊りなどです。

今回は夏を満喫するために、やってみたいこと6選を紹介しながら、読者の皆さんにも夏の気配を楽しんでいただければと思います。

目次

岩手の夏:今年の夏にやってみたいこと6選

日本一広い県である岩手には、奥州平泉の金色堂や、宮古市の浄土ヶ浜海岸、江刺藤原の里など、たくさんの観光地があります。

今回は、盛岡市とその近郊の雫石町、滝沢市エリアで、私が夏にやってみたいこと6選を紹介します。

初夏の風物詩、チャグチャグ馬コを見に出かける

 

先ずは、「チャグチャグ馬コ」を見ないことには私の夏は始まりません。

初夏の6月初旬頃に毎年開催されています。

岩手は日本でも有数の馬の産地でした。

「遠野物語」にも出てくるように、南部曲がり屋の茅葺き屋根の下には馬小屋があり、馬は家族のように大切に育てられてきました。

農耕馬として働いてくれる馬の労をねぎらい、感謝して装束を着飾らせ練り歩くのが「チャグチャグ馬コ」です。

今年は本日6月8日土曜日の開催です。

駐車所はすぐに満車になると予想されるので、電動アシストの自転車で行ってみようと思います。

「チャグチャグ馬コ」の詳細については別記事で紹介しますね。

南部鉄器風鈴の音を聞く

猛暑の夏は、南部鉄器風鈴の音を聞きながら涼を感じるのも風情があっていいものです。

風が吹いて風鈴が鳴ると、気持ちもゆったりして、癒されます。

自宅には吊るしていないのですが、夏になると盛岡駅のホームや、メインストリートに南部鉄器風鈴が設置されているの見てきました。

今年もどこかで風鈴の音を聞けるはずです。

大谷翔平選手の故郷奥州市の水沢駅ホームでは既に設置済みです。

大谷翔平選手の名前の短冊がいっぱいぶら下がっていましたね。

(^-^)

世界に誇る南部鉄器風鈴です。

マレーシアのペナン島を訪れた時に、地元のバスとロープウェイを乗り継いで極楽寺に行ったことがありました。

寺に入ってふと天井を見上げようとした時、南部鉄器風鈴が揺れているのが目に入りました。

ちゃんと、日本語で南部風鈴と書いた短冊が鈴の紐の先にぶら下がっていましたよ。

異国の地で聞く音もまたいいものでした。

海外からの観光客の方にもぜひお土産に持ち帰っていただきたい推しグッズです。

滝沢スイカと盛岡冷麺のコラボグルメを作って食べる

引用:(from www.moriokareimen-iwate.com)

盛岡市は盛岡冷麺で有名ですが、滝沢市はスイカの名産地として知られています。

この盛岡の冷麺と滝沢市のスイカがタッグを組むと、最強の夏グルメが誕生します。

その名も「スイカ冷麺」(笑)

8月頃にならないとスイカもお手頃価格にならず高いので、頃合いを見て作ってみようと思います。

岩手に観光に来て盛岡冷麺を食べたことのある人はわかると思いますが、本場の地元では冷麺のトッピングにフルーツをのせます。

梨とかメロンがのることもありますが、なんといってもスイカが一番相性が良く、一番美味しいと私は思っているのです。

スイカ冷麺レシピ

材料(1人前の分量です)

・盛岡冷麺(1袋)

・盛岡冷麺スープ(1袋)

・冷水(150㎖)

・小玉スイカ(半分)

・カクテキキムチ(40g、白菜キムチでも可)

・ゆで卵(半分)

・チャーシュー(20gくらい、脂身の少ないものを使用する)

・きゅうり(1/8本、小口切りで5、6枚)

・いりごま(適量)

・いりごま(適量)

作り方

下準備

1.冷麺スープと冷水150㎖を混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やしておきます。

2.冷麺を茹でる用のたっぷりのお湯を沸かしておきましょう。

3.塩もみきゅうりを作る

4.きゅうりを2mmくらいの厚さで小口切りにしておきます。

5.小口切りにしたきゅうりをボウルなどに入れ、塩ふたつまみくらいと合わせて5分くらい置いておきます。

6.きゅうりがしんなりしたら絞って水気をきり、水にさらして再び水気をきり冷蔵庫で冷やしておきます

7.スイカのうつわを作る

大さじなどのスプーンでスイカの中身をくり抜きます。

その際、力を入れすぎて皮を破らないように注意してください。冷麺スープがこぼれてしまいます。

見映え良くくり抜くコツとしては、スイカの切り口の付近は、赤い果肉を残し、それ以外の部分は、白い部分が見えるまで削ってください。

8.冷麺をゆでる

沸騰したお湯に麺をほぐしながら入れます。

ゆで時間の目安は、約2分半です。お好みで硬さを調節してください。

麺の色が「白」から「半透明な黄色」に変わるとゆで上げ時です。

9.冷麺を冷水で洗う

茹で上がった麺はすばやくお湯を切り、水でよくもみ洗いします。

※やけどに気を付けて、スムーズに行ってください。

さらに氷水で麺をしめるとより本場の食感に近づきます。

10.スイカのうつわに麺と具材を盛り付ける

まず、器に水気を切った冷麺を盛り付けます。

次に、くり抜いたスイカ、塩もみきゅうり、カクテキキムチ、チャーシュー、ゆで卵を彩りよく盛り付けます。

全体にいりごまをふりかけてください。

最後に冷麺スープを器の縁からしずかにそっと注いで完成です。

※麺や具材より先にスープを入れると見映え良く盛り付けることが難しくなりますので覚えておいてください。

※一度使ったスイカの皮は、衛生上の理由から再利用しないでください。

出典:冷麺レシピ – 盛岡冷麺株式会社 (moriokareimen-iwate.com)

実は私もスイカをどんぶり替わりにした冷麺は食べたことがないのです。

今年は絶対やろうと思います。

興味のある方は、是非レシピを参考に作ってみてくださいˆᴗˆ

手間を省きたい方は、スイカのスライスをトッピングするだけでも、十分美味しく食べられます。

引用:(from anamall.ana.co.jp)

飛び交う蛍を鑑賞する

もう何十年も蛍を見ていません。

子供の頃は、蚊帳を吊って、縁側の戸を開けて涼みながら寝たものですが、外には蛍が舞い、開け放した戸から家の中にも入ってきました。

蛍が暗闇の中で明るく光るのを眺めながら、眠りについた記憶があります。

20代の頃のお勤めの帰りは、田んぼのあぜ道を歩いてカエルの合唱を聞きながらアパートまで歩いたものでした。

帰り道を、蛍の光が照らしてくれたのです。

いつから蛍はいなくなったのでしょうか。

最近、また蛍を呼び戻す取り組みや、蛍の鑑賞イベントが地域で行われるようになりました。

今年こそ、あの懐かしい蛍が飛び交う風景を見てみたいと思うのです。

今や蛍鑑賞は観光化され、鑑賞ツアーとしてイベント料金がかかったり、蛍スポットへの入場料ががかかったりします。

ちなみに、蛍鑑賞ができるスポットは、雫石町・小岩井農場(6月下旬~7月上旬)、五所湖広域公園尾入野湿生植物園(7月上旬~中旬)、盛岡城跡公園内の「蛍の里」(7月上旬~下旬)などです。

夜の19時過ぎからでないと観察できないため、やはり蛍の観察イベントをチェックして出かけたほうがよさそうです。

家の近くの沢でも観察できるかもしれませんが、クマも時々出没するので一人での観察は控えます。

世界一の太鼓パレード・盛岡さんさ踊りを見に行く

なんといっても、圧巻の「世界一の太鼓パレード」は、ダイナミックで心が鼓舞されます。

言い伝えによると、退散した鬼が二度と里に下りてこないように、太鼓の音を鬼の住む山まで轟かせようとしたのが始まりと言われています。

2014年には3437人が同時に和太鼓を演奏したという記録が、世界一認定され、ギネスブックにも掲載されました。

盛岡には所々に和太鼓を製作するお店があって、和太鼓の需要を支えています。

「ミスさんさ」や地元のさんさ保存会の皆さんが踊る、種類の違うさんさ踊りも魅力です。

「ヤッコラーチョイはヤッセー」という時々の掛け声が夏の夜空に響き、最終日のさんさパレード終了後は、一般観覧客が参加できる「輪踊り」があちらこちらで踊られます。

黄色いタスキをかけた「さんさ・おへれんせ(お入りなさいという意味)師匠」が簡単な踊り方の手ほどきをしてくれ、初めての人でも輪に入って踊ることができます。

観光客の方もいい思い出を作れると思いますのでオススメです。

盛岡さんさ踊りは、今年は8月1日(木)~4(日)に予定されています。

盛岡・五所湖でカヌー体験をする

私の「死ぬまでにやってみたいことのベスト10」に入るのではないかと思うくらい、ここ数年、五所湖でカヌーを漕いで、自然と一体化したいという夢を温めてきました。

すぐやれよっていう話ですが、なんか踏ん切りがつかないでいたのです。

安全にできるとは思いますが、カヌーを貸し出してくれる施設スタッフに、コツを教えてもらって挑戦します。

なんと、4時間まで、大人1名330円で借りれるんですよ。

カヌーの魅力を知ってしまったら通いつめそうです。

まとめ

近年、日本全国、夏には猛暑が襲っています。

北の岩手も例外ではありません。

ただ、熱中症を避けるため、家でエアコンクーラーを効かせて涼んでばかりいてもつまりません。

人生の日々は、あれこれ躊躇しているうちにあっという間に過ぎ去ります。

ならば、暑い夏も思いっきり満喫したいものです。

若かった日のように、海辺で肌を焼いたり、夏の燃えるような恋をしたりなどは、もうご縁もありませんので(^_^;)、67歳の今の体力と感性を目いっぱい動員して楽しんでみたいです。

実行できたものは、また後日談でご報告できれば幸いです。

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この記事を書いた人

はじめまして。

ブログ管理人の「のっち」です。

ガーデニング、編み物、フラダンス、韓国ドラマなど、多趣味。

好奇心旺盛で、映画、ドラマの視聴本数は数え切れず、時代を賑わすニュースもチェックを欠かしません。

当ブログでは、時の話題や60代シニアのリアルな日常を発信していきます。

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